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子宮体がん

子宮体がんは、子宮の内膜に発生するがん。
欧米では婦人科で一番多いがんになっています。
食生活や生活習慣の欧米化により、最近では日本でも増えています。

子宮体がんの原因ははっきりと分かっていませんが、エストロゲンが長期間分泌されることが関係していると考えられています。
症状は、比較的初期の段階から不正出血が見られます。

閉経後の年代に多いがんですが、30代でも月経不順や無排卵性月経の場合は、リスクが高くなります。
また、特に閉経前後の人は、不正出血を月経不順と勘違いしないように注意しましょう。

検診を受ける目安

子宮体がんは、1回の検診で確実にがんを発見することが難しくなっています。
子宮頸がんと違い、子宮内部の広い部位、しかも見えない部分から細胞を取るため、異常のある部位が採取できない場合もあるからです。
そのため、1回の検診で異常が無くても安心してはいけません。
不正出血が続くようであれば、何回か検診を受けましょう。